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学科紹介
受験生の方に向けて、航空宇宙工学科をご紹介いたします。
日本航空宇宙学会誌(2024年72巻10号 pp.378-382)も参考にしてください。
日本大学理工学部航空宇宙工学科とは
航空機や宇宙機の設計・開発に必要となる専門知識を広く学ぶことで、空や宇宙で活躍できるエンジニアの育成を目指しています。
航空宇宙工学を学ぶ上で重要となる工業力学、材料力学、流体力学、熱力学を中心に、さまざまな専門家目と実機を活用した多用な実験・実習を通じて航空宇宙工学を総合的に学ぶことができます。講義以外では、人力飛行機、人工衛星、飛行ロボット、ジェットエンジン、ロケット、宇宙科学などをテーマとした航空宇宙工房を設置し、設計から製作・実証を行う目的達成型の活動にも参加することができます。
卒業後は航空宇宙工学科で学修した知識を活かし、航空宇宙分野だけでは無く、幅広い分野で活躍することができます。
学科の成り立ち
木村秀政先生が日本大学理工学部機械工学科に教授として着任されたのが当学科のはじまりと言われています。木村秀政先生は、5人のサムライと称された著名な航空機設計者のうちのひとりです。
木村先生をはじめとする先生方のご尽力により機械工学科の中に航空専修コースが設立され、その後航空宇宙工学コースを経て、昭和53年に当学科が設立されました。当学科は他にも佐貫亦男先生や谷一郎先生など、世界的にも著名な先生方のご活躍があり、現在に至っています。
学びの環境
木村秀政先生を中心とした委員会によって計画・設計が行われた風洞をはじめ、多様な実験設備が整っています。これらの設備は授業や研究で利用することができます。
また授業や研究で指導を行う教員には国内外で活躍する研究者が揃っています。学外機関との共同研究や外部資金によるプロジェクト等も活発に行われており、優れた成果があげられています。