阿部研究室
- 准教授
- 阿部 新助
太陽系惑星科学、流星・火球・隕石、彗星・小惑星
彗星や小惑星を起源とする直径がmm程度の流星体(メテオロイド)が、秒速数10kmの超高速で地球大気に突入する際に生じる現象が一般的な「流星」です。一方、大気の無い月面にcmサイズ以上の流星体が直接衝突すると短時間の閃光が可視光から近赤外線で観測されるのが「月面衝突閃光」です。流星や月面衝突閃光などの地球-月での天体衝突現象を通した発光物理の探究と、衝突体のサイズ分布や衝突頻度の調査、また、流星体や隕石の母天体である太陽系で最も始原的な小惑星・彗星の研究テーマなどに、望遠鏡観測、超高速衝突実験、人工流星実験、数値計算、探査機による直接探査などの手法を駆使して取り組んでいます。