高大連携について

航空宇宙工学科では、高校生の皆さんが大学の授業を体験したり、船橋キャンパスの研究施設を利用できる体験プログラムを実施しています。理工学部では高大連携教育に力を入れており、付属校である日本大学習志野高校をはじめとする多くの付属高校や、千葉県立柏の葉高校などと高大連携教育協定を結んでいます。連携教育の内容自体も、各学科で様々な体験型教育プログラムを用意しています。また、SSH(スーパーサイエンスハイスクール)や SPP(サイエンスパートナー シッププログラム)など、文科省と高校の取組に対する支援しています。具体的には、例えば、大学での研究体験プログラムの実施や、理工学部の八海山セミナーに設置 された大型の天体望遠鏡の運用体験などです。

本学科でも平成20年度から連携教育を始めており、初代の高校生で本学科に入学した学生が平成25年度には4年生になって研究室に配属されています。本学科では、「航空宇宙工学科入学体験!」と銘打って、高校生の皆さんに本学科の様子や研究室の紹介をするとともに、実際に研究室の活動に参加してもらって、教員や大学院生とともにモノづくりや実験を行うなど、体験型のプログラムを用意しています。

日本大学習志野高校CSTコース第1期生三田恭平君の体験談

三田恭平君
高大連携教育を受けてみて

私は大学の授業を受けてみて、高校生の知識では難しいと感じていました。しかし航空宇宙工学にさらに興味を持つきっかけとなりました。
さらに授業以外にも研究体験プログラムの一環として、ハンダ付け体験をさせていただき、回路制作の基礎知識を学ぶことが出来ました。

大学に入ってからの勉強

大学の授業は高校に比べて専門性の高い内容でしたが、高大連携プログラムで大学の授業に触れていたので、比較的スムーズに授業に取り組んでいくことが出来たと感じました。さらに、1年生で航空宇宙工学スタディ・スキルズという授業があり、その中でハンダ付けをすることがありました。その時に私は高大連携プログラムで回路制作の基礎知識を学んでいたので、理解しやすかったです。

これからのこと

私は平成24年度より4年生となり、高大連携プログラムで指導していただいた先生の研究室を希望し、配属されました。私がその研究室を選んだのは、高大連携プログラムで指導していただいた先生をはじめとする大学院生に話を聞き、現在の研究室で行っている研究に興味を抱いたからです。高校生の時に大学の雰囲気に触れることが出来たことは、私にとってとても有意義な体験であり、非常に多くのことを学ぶことが出来ました。高大連携プログラムは、活動の幅や見聞・視野を広げる絶好の機会であり、自分を成長させることが出来ます。現在の高校生のみなさんには是非このプログラムを活用していただきたいと思いました。

「大学と一緒にこういう事をやってみたい!」
「高校生でも研究施設を使えるの?」

といった疑問・要望についてもできるだけ対応していきたいと考えています。

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