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- 航空宇宙工学について
学科主任あいさつ
- 日本大学理工学部 航空宇宙工学科 学科主任
- 田辺 光昭
航空機や宇宙機など大規模で複雑なシステムを扱う航空宇宙工学では、最先端技術と高い信頼性・安全性が求められ、幅広い知識や経験を必要とします。本学科では、様々な分野の知識・技術の修得を通じて、科学技術の発展に貢献できる技術者を養成しています。
学科では、「実物を作って飛ばす」を重視しています。座学だけでなく、人力飛行機をはじめ、無人航空機や火星飛行機、次世代エンジン、人工衛星などを対象とした実践を行う教育研究基盤が整備されています。微小重力実験や超小型人工衛星などでは国際共同の教育研究活動も実施しています。AI技術を駆使したエンジン開発,通信・材料技術実証衛星や地震先行現象検知衛星の開発、宇宙での循環型生命維持系の研究や、月面衝突閃光観測など、航空工学、宇宙工学、宇宙科学の各分野において、多種多様な研究を行っています。
航空宇宙工学科は間もなく50周年を迎え、卒業生は5,000人を超えました。裾野が広い航空宇宙産業に加えて、輸送機械、電気、情報、運輸ほか様々な業界で活躍しています。本学科では、学生の皆さんが自ら学び、考え、そして成長を実感できるような最高の教育・研究環境を用意しています。その中で、様々なものに積極的に取り組み、将来は、科学技術を通じて社会に貢献する人材に育ってほしいと願っています。