週刊現代(2025年3月8日号)に「地球衝突天体」に関するコメントが掲載
2025年3月3日
週刊現代 最新号:2025年3月8日号 (発売日2025年02月28日)に阿部新助 准教授の取材コメントが掲載されました。
週刊現代 最新号:2025年3月8日号 (発売日2025年02月28日)
【LOOK!】7年後に衝突か!? 小惑星接近が怖すぎるhttps://www.fujisan.co.jp/product/1120/new/
2024年12月27日に発見された小惑星 2024 YR4が,2032年12月22日に地球に衝突する確率が一時 3.1% になり,これまでNASAが追跡観測してきた小惑星で最も高い衝突確率を記録した。直径40-90mと推定されるこの小惑星 2024 YR4が地球衝突した場合,大気圏突入速度は秒速 17.3km,広島原爆の約500倍の衝突エネルギーとなり,地球全体には影響は与えないが,都市を壊滅させる脅威となる。現在,地球に接近する直径100mサイズの小天体の6割以上が未発見となっており,今後も将来地球に衝突する確率を持つ天体の発見数が増えると予想される。
その後,発見以前の観測データなどが見つかり軌道精度が向上したことにより,2025年3月3日現在,地球に衝突する確率は 0.00082%(120000分の1),つまり 99.99918% 地球に衝突しないことが判明しているので,ご安心を!
阿部研究室では,地球や月に衝突する天体(流星,小惑星,彗星)の研究を行なっています。
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