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共同研究・科研費プロジェクト
流体工学系
小惑星探査「DESTINY+」
阿部研究室,阿部新助
課題番号等
研究プロジェクト協力機関
千葉工業大,JAXA,Lowell天文台
研究プロジェクト内容紹介
DESTINY+は、惑星間航行中にダストを捕集して分析を行い、小惑星(3200)Phaethonのフライバイ探査を行う。従来の深宇宙探査機が、ロケットで惑星間空間に一気に投入されるのに対し、DESTINY+では小型のイプシロンロケットで地球周回の長楕円軌道に投入され、1〜2年かけて燃料消費の桁違いに少ないイオンエンジンで高度上昇し、月スウィングバイで加速して惑星間空間へ出発することで、低コスト・高頻度で持続的な深宇宙探査を技術実証する。Phaethonは「ふたご座流星群」の母天体であり、活動的なC型(炭素質)小惑星では最大級の直径約6kmの地球衝突危険性天体で、映画アルマゲドンを彷彿させるミッションである。ふたご座流星群と小惑星Phaethonの地上観測でもミッションに貢献している。
©JAXA・Arecibo Observatory・日大