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共同研究・科研費プロジェクト
流体工学系
超小型探査機・地上望遠鏡・室内実験による月面衝突閃光の研究
阿部研究室,阿部新助,布施綾太
課題番号等
https://www.isas.jaxa.jp/feature/eq_om/eq_om_05.html
研究プロジェクト協力機関
東京大,電気通信大,JAXA,平塚市博物館,立教大,台湾・國立清華大/國立中央大
研究プロジェクト内容紹介
彗星や小惑星を起源とする直径が数cm以上の流星体が、秒速数10kmで月面に衝突すると、月面衝突閃光と呼ばれる0.01〜0.1秒程の短時間発光現象が可視光から近赤外線で観測される。しかし、地上からは観測条件が悪いため統計的なデータが不足しており、月軌道に近い深宇宙からの観測が望まれている。2021年度にNASA・SLSで打ち上げられる東大・JAXAが開発した超小型探査機EQUULEUSに搭載された阿部研究室で開発した月面衝突閃光観測カメラDELPHINUSによる宇宙からの月面衝突閃光観測や、研究室所有の月面観測専用ガンダム望遠鏡、JAXA超高速衝突実験施設を用いた実験などを通して、衝突閃光の発光物理や月面での有人活動のリスク評価に繋がる流星体の質量分布の解明を目指す。
©東大・日大・JAXA