共同研究・科研費プロジェクト

熱工学系

PHOENIX-II(冷炎ダイナミクスに関する日独共同ロケット実験)

田辺研究室,齊藤研究室,髙橋・髙橋研究室

課題番号等

JAXA/ISAS 小規模計画
PHOENIX-II

PHOENIX-II(冷炎ダイナミクスに関する日独共同ロケット実験)

研究プロジェクト協力機関

JAXA宇宙科学研究所,日本大学生産工学部,山口大学,九州大学,IHI検査計測,ESA(ヨーロッパ宇宙機関),DLR(ドイツ航空宇宙センター),University of Bremen(ZARM),Brandenburg University of Technology,Swedish Space Center, Airbus DS

研究プロジェクト内容紹介

安全なエンジン実現のために、ロケットエンジンの爆発や低燃費型ジェットエンジンの燃焼振動、デトネーションエンジンの起動などに重要な役割を果たすと考えられる冷炎現象に関する基準データを宇宙実験で取得することを目的としています。燃料が高温に晒されて燃え始める前に現れる700K程度の低温の炎を分光観察し、その動的振る舞いを記録しAI技術を用いて解析することで爆発等の発生過程の非線形力学系モデルを構築します。場を乱す自然対流を抑制するために高度約250kmの宇宙空間に装置を打上げ、微小重力環境で実験を行います。日欧の宇宙機関の共同実施ですが、航空宇宙工学科がリーダーを務めているプロジェクトです。

PHOENIX-II(冷炎ダイナミクスに関する日独共同ロケット実験)PHOENIX-II(冷炎ダイナミクスに関する日独共同ロケット実験)