共同研究・科研費プロジェクト

流体工学系

MUレーダーとTomo-e Gozenによる微光流星の同時観測

阿部研究室,阿部新助

課題番号等

https://tomoe.mtk.ioa.s.u-tokyo.ac.jp/ja/

研究プロジェクト協力機関

東京大,スウェーデンIRF,国立極地研究所,国立天文台,京都大・生存圏研究所

研究プロジェクト内容紹介

本研究では、これまで観測的に困難であった直径数10μm〜数100μm(質量μg〜mg程度)の流星体のサイズと軌道を精度良く決定し、微小な流星体のサイズ分布と起源を明らかにする。観測は、京都大学生存圏研究所・信楽MUレーダー観測所と東京大学木曽観測所・Tomo-e Gozenカメラを用いた電波と光学の同時観測を実施して、可視光等級で約11等級の微光流星を検出できる手法を確立した。「ふたご座流星群」の母天体である活動小惑星Phaethonをフライバイ探査する「DESTINY+」によるダスト検出量を推定する上でも重要となる微光流星のサイズ分布の決定と、分光観測による組成分布の解明も目指している。

MUレーダーとTomo-e Gozenによる微光流星の同時観測