航空宇宙工学科 山﨑研究室が開発中の超小型衛星「Prelude」が、JAXAの革新的衛星技術実証プログラムに搭載する実証テーマに追加選定されました。

2023年2月17日

航空宇宙工学科 山﨑研究室(山﨑政彦准教授)が開発中の超小型衛星「Prelude」が、JAXAの革新的衛星技術実証プログラム※の革新的衛星技術実証4号機に搭載する実証テーマに追加選定されました。
「Prelude」は、電磁気学的現象(電離圏電子密度変動)を解明することを目指した6Uサイズの超小型(100mm x 226.3mm x366.0mm)の人工衛星で、地震発生前の連続波形データを取得できる超小型センサを搭載し、地震発生予測に早期に貢献するようになると期待されています。

■テーマ名称:地震先行現象検知による確率地震発生予測実証CubeSat

今回、電離層の変動を観測することで地震発生の予知を行おうとする新規性のあるテーマであり、今後の地震予知研究の進展につながる可能性があることが、主な選定理由となりました。

※革新的衛星技術実証プログラム
本プログラムは、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)が、宇宙基本計画上の「産業・科学技術基盤を始めとする宇宙活動を支える総合的な基盤の強化」の一環として、大学や研究機関、民間企業等が開発した部品や機器、超小型衛星、キューブサットに宇宙実証の機会を提供するプログラムです。