オープンキャンパス2025(航空宇宙工学科)

2025年7月22日

オープンキャンパス2025が令和7年8月2日(土)〜8月3日(日) 10:00〜15:00 に船橋キャンパスにて開催されます。

航空宇宙工学科のカリキュラム・研究内容紹介、研究施設見学、ミニ講義、製図体験、フライトシミュレーター体験、そして、航空宇宙工学科の学生や教員たちと直接触れ合える機会です。進路相談も行っています。

オープンキャンパス2025特設サイトから参加登録をお願いします(当日でも可)

学科の展示:14号館4階1445教室

ミニ講義:1441 教室

  1. 8/2 11:00〜11:20 数理モデリングによる流れの解析と航空機設計(教授 丸山大悟)高校までで習った基本的な数学の知識を、 少し見方を変えてみることで、 航空機の設計にまでつながっていることを見てみます。
  2. 8/2 12:30〜12:50 プラネタリーディフェンス−地球防衛と流星観測(教授 阿部新助)地球に衝突する可能性のある小惑星 ・ 彗星から地球を守る取り組みと、 関連する流星観測や大気圏突入現象について紹介します。
  3. 8/3 11:00〜11:20 火星で飛行機を飛ばそう!(准教授 安部明雄)火星の大気中を飛行して探査を行う火星飛行機の実現に向けて、誘導制御系の設計の立場から紹介します。
  4. 8/3 12:30〜12:50 宇宙技術×システムデザインで挑む地球の課題(准教授 山﨑政彦)革新的衛星技術の宇宙実証で防災・地球科学・教育の課題に取り組む研究を紹介します。

主な公開施設

  1. 学科の展示:14号館4階1445教室;ドローン•火星飛行•小型衛星•ロケット•宇宙材料•流体解析•大気圏突入•流星分光を紹介
  2. フライトシミュレーター:3号館1階で受付(満員になり次第受付が終了しますので、受付予約をしてください)
  3. テクノプレイス15:微小重力実験施設(落下塔)、人力飛行機、ジェットエンジン、月面観測望遠鏡など
  4. 空気力学センター:大型風洞施設の見学と風の体験
  5. 5号館1階共通工房:学生が主体的にプロジェクトを推進する「未来博士工房」、8 つの工房の活動内容や各工房で使用する機材や工作機械を展示

微小重力実験室(落下塔)

本実験施設は全長20メートルの落下塔であり、下部5メートルに制動機構を備えています。二重カプセル方式を採用し、最大360kg・直径720mm×高さ1000mmまでの実験装置を搭載可能です。物体を自由落下させることで最大約1.2秒間、0.001Gという高精度な微小重力環境を実現可能です。重力の影響をほぼ排除した状態で、宇宙環境下での物理現象(火炎や流体など)・ロボット・材料・物性・生命科学など多分野にわたる基礎・応用実験が行えます。コンパクトながら高性能な地上型微小重力実験装置として、教育・研究の場で活用されています。

フライトシミュレータ

航空機の操縦を本格的なコックピットに搭乗してシミュレーションすることができます。コックピットは本物の航空機のような多数のスイッチや操縦桿があり、壁一面の巨大スクリーンで実機に近い操作環境を体験することができます。コックピットのデザインは、左側がB777、右側がスペースシャトルの仕様となっています。