卒研生(学部4年生)が日本機械学会で発表しました

2021年11月25日

 村松・菊池研(村松研)では主に噴流(jet)の渦構造に関する研究を行っていて,学生たちの努力によって日々新たな知見を得て,学会等で発表しています.日本機械学会の流体工学部門講演会(11/8~11/10)のOS「噴流,後流およびはく離流れ現象の探求と先端的応用」では3件の発表を行い,そのうちの1件が学部4年生の発表です.発表者(学年)と発表題目は以下の通りです.

 井上 奈穂(M2)円形噴流の渦輪の合体へのレイノルズ数の影響
 小林 佑輔(B4)シンセティックジェットによる円形噴流にヘリカルモードの形成のための数値実験
 安福 紘大(M2)サイドジェットのヒステリシス現象解明のための数値実験

オンラインでの発表風景

発表用のPPTと計算プログラム

今年の9月には,日本機械学会年次大会,日本物理学会でも研究発表を行っています.
日本機械学会年次大会(9/5~9/8)では二つのOSで発表しています.
OS機械技術史・工学史
 安福 紘大(M2)谷一郎の研究と流体力学に及ぼした影響
OS噴流,後流およびはく離流れ現象の探求と先端的応用
 井上 奈穂(M2)音響励起による円形噴流の渦輪の合体
 牧野 龍(M1)ヘリウムガス2次元噴流の数値実験

日本物理学会秋季大会・物性(9/20~9/23)では,
 馬場 龍(D1)ペーストに混合させた高分子の糖類がメモリー効果に及ぼす影響

 また,来年3月に開催予定の噴流,後流およびはく離流れに関する国際会議(ICJWSF2022)では,4名の学生が研究発表を申し込んでいます.なお,国際会議のHPの左二つの画像は村松研より提供したものです.
https://www.mech.cst.nihon-u.ac.jp/ICJWSF2022/