超高速紫外線分光に挑戦中

2021年11月12日

なんだか大変そうなタイトルですが,田辺研究室の大学院生と卒研生で挑戦している実験の紹介です.

エンジンがどのような経過で爆発するかを調べるため,燃焼時の様々な物質の存在場所と量をそれぞれ固有の波長帯の光の吸収を使って測定しようとしています.数ミリ秒程度のとても短い時間で起こる現象なので,エンジン内の数百の測定点で1秒間に最大数万回の測定ができるように分光装置や光学素子の調整に勤しんでいます.この調整が微妙でなかなか強敵なんです...