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日本大学 理工学部 航空宇宙工学科

奥山研究室

最新情報

  • 27. 宇宙構造・材料シンポジウムでの発表報告

    2024年12月5日、JAXA相模原キャンパスにて開催された「宇宙構造・材料シンポジウム」において、奥山研究室構造班の御宿が研究成果を発表しました。取り組んできた研究が多くの関心を集め、活発な質疑応答が行われましのでその報告と発表内容をご紹介いたします。 修士2年 御宿史也 発表タイトル「炭化ケイ素繊維単繊維の引張特性の統計的性質」 研究概要比強度や比剛性に優れるFRPは人工衛星で幅広く使用されており, 強化材に炭化ケイ素繊維を用いることで, 強度に加えて機能性も併せ持つ材料になり得る. しかしながら, FRPの強度を左右する要因である強化繊維の強度はばらつきが大きい. そこで炭化ケイ素繊維単繊維の引張試験を実施し, その引張特性の統計的性質を明らかにした. さらにPAN系炭素繊維単繊維でも同様の試験を行い, これらの結果を比較検討した.  研究室のメンバーがそれぞれの研究内容を発表することで、多くの研究者と意見交換を行い、新たな視点や課題を得る貴重な機会となりました。今後も奥山研究室は、衛星開発を推進していきます! ・令和6年度 宇宙構造・材料シンポジウムhttps://www.isas.jaxa.jp/researchers/symposium/structure/fy2024.html

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    研究室について

    私たちの研究室では、地球観測、宇宙探査、宇宙利用を実現するための小型宇宙機システム技術、特殊材料技術、ロボット技術などの分野で研究活動を行っています。 また、これらの研究成果を産業界に提供する取り組みも行っています。

    奥山研究室メンバー

    私たちが研究を行っている分野は次の通りです。

    •航空宇宙工学

    •材料工学

    •アビオニクスおよび組み込みシステム

    •通信システム

    •ナノおよびマイクロ衛星システム

    •衛星システムの信頼性

    •新しい宇宙システムへの宇宙環境の影響

    •衛星機器

    宇宙開発の分野では必ず失敗はつきものです。しかし、どんなにつらくても失敗を見つめ、

    そこから学び、次の段階で活かしていく誠実な姿勢が宇宙開発の現場には必要だと思います。

    私たち宇宙エンジニアは政治の力に屈してはならず、

    宇宙に対して誠実に向き合っていかなければなりません。

    奧山 圭一 教授

    「てんこう」の打上げ:種子島宇宙センターにて