航空機・宇宙機の内燃機関を進化させるための共通の課題は「軽量化」「高出力化」「高効率化」「環境負荷低減」そして「安全」の追求です．出力を出すためには大きなエンジンが必要となり，より多くのエネルギーを投入しなければなりません．大きなエンジンは抵抗となり効率を犠牲にし，重量ペナルティも課せられます．このトレードオフをブレークスルーするためには高負荷運転が求められますが，爆轟などの異常燃焼が生じ，安全性が脅かされます．これら相反する困難な課題解決に向け，齊藤研究室では燃焼科学やガスダイナミクスという観点から，課題解決へ向けたアプローチを取っています．現在進行している研究テーマは以下のテーマです．（サムネイルをクリックすると各ページへ移動します．）