天文学者・阿部新助×EPOCH MAN『我ら宇宙の塵』脚本•演出•美術・小沢道成 対談

「人は死んだら、なぜ星になると言われるのか？」
俳優・劇作家の小沢道成 氏のそんな素朴な疑問から生まれた演劇：EPOCH MAN『我ら宇宙の塵』

その問いを天文学者に尋ねたら、物語の核心に行き着いた！

天文学者(日本大学理工学部航空宇宙工学科・教授) 阿部新助 氏とEPOCH MAN『我ら宇宙の塵』(脚本・演出・美術) 小沢道成 氏との対談の様子です。

隕石は、NWA 8612 (L6コンドライト, 1075 g)

2025年9月3日〜5日に東京大学 駒場キャンパスで開催された日本惑星科学会秋季講演会において、大学院生が6名が発表を行いました。

口頭発表

(M2)秦野 裕輝，阿部 新助，早川 恭史，境 武志，柳澤正久，布施綾太，矢野創 ，船瀬龍，EQUULEUS チーム: 「深宇宙探査における光学観測カメラの性能評価」

ポスター発表

(M1)青木翼，阿部新助，有馬宣明，藤井大地 :「地上望遠鏡と LRO データベースを用いた月面衝突閃光と形成クレーターに関する研究」

(M1)野邉大貴，阿部新助，関口孝志，荒木祥馬，後藤駿介，花山秀和，巽 瑛理，浦川 聖太郎，嶌生 有理，岡田 達明，渡部 潤一: 「次世代サンプルリターン探査天体289P/Blanpainを起源とするほうおう座流星群」の分光観測」

(M1)長谷川蒼，阿部新助，小野祐司，後藤駿介，小野裕大:「VHF アマチュア無線電波を用いた流星ヘッドエコーの研究」

(M1)井上太陽，(M1)谷井祐介，阿部新助，阿久津正太郎，荒木祥馬，後藤駿介，野邉大貴，有馬宣明，柳澤正久，長谷川直 : 「二段式軽ガス銃を用いた高速自転小惑星の起源とスペースデブリの物理特性の解明」

佐藤 勲，阿部 新助，(B4)渡邊 宏介: 「世界初の 4 次元ダストトレール理論による流星予報計算」

2025年7月7日〜7月11日に，オーストラリア・パースのCurtin大学で開催された「2025国際流星会議（Meteoroids2025）」に組織委員(Scientific Organizing Committee: SOC)として参加し、会議のプログラム運営と自身の研究発表（口頭講演）を行った。世界中から集まった119件の発表（口頭発表95件、ポスター発表24件）が5日間にかけて活発に行われた。私は、「Annual variation of sodium in the Geminids spectra over 6-years」というタイトルで発表を行い、JAXAの次期小惑星探査ターゲット天体Phaethonを母天体にする「ふたご座流星群(Geminids)」の千個を超える分光観測結果の統計的なまとめの発表を行った。次回(2028年)開催は、欧州(スペインかスロバキア)に決定した。次次回(2031年)に日本開催を目論んでいる。