18. 大分県から宇宙を!

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Author: Yushin MIYAZAKI 1月30日(日)に体験型子ども科学館O-labにて小中学生を対象とした宇宙に関する講座を開いてきました。内容は開発中の「てんこう2」や奥山教授が今まで開発してきた人工衛星についてです。他にも宇宙にいる人工衛星から色んなものを受信するための手法や本物のアンテナの紹介もしてきました。この講座に際して私たちでも簡単なアンテナを製作し持参したのですが、何とびっくりラジオの音を聞くことができました。(想定通り!) ※この簡単なアンテナの製作方法は後ほどまとめてホームページに記載しますので少しお待ちください。。。 この講演ををきっかけに将来の宇宙開発に関わる人が出てきてくれたら嬉しいです! 泊まった旅館で出てきたご飯が美味しくて普段白飯をおかわりしないのですが、3杯もいけてしまいました。人間の食欲って不思議ですねぇ。加えてお風呂から見えた景色が絶景でだったので大分に行く時はぜひ泊まりたいなぁと思います。 研究室では修論や卒論など学期末の大詰めです!皆さん頑張っていきましょう! 体験型子ども科学館O-labの詳細は下記リンクより https://www.facebook.com/0labo/posts/555386623300118

18. Space from Oita Prefecture!

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Author: Yushin MIYAZAKI On Sunday, January 30, we held a lecture on space for elementary and junior high school students at the O-lab, a hands-on children’s science museum, located in Oita City, Oita Prefecture in the region of Kyushu, Japan. The content of the lecture was about “Ten-koh 2,” which is currently under development, and the […]

17. 2023年 奥山研究室より新年のご挨拶です。

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Author: Valeria RAMOS BARBA 昨年12月、奥山研究室の忘年会が東京湾の船上で行われました。美しい夕日を眺めながら、鉄板焼きやもんじゃ焼きなど、東京湾の幸を堪能しました。 年末は、同僚や友人、家族と過ごすのに最適な時期です。また、過去と未来を振り返る時期でもあります。 学生たちは、2023年の第1四半期に卒業論文として最終研究を発表する予定です(がんばります!)。 今、奥山研のメンバーは、「てんこう2」に向かって頑張っています。JAXAは、新型ロケット「H3」の初飛行を種子島宇宙センターから行うと発表したばかりです。このロケットは、その後のフライトで「てんこう2」とともに宇宙へ旅立ちます。 H3」予告編 ttps://www.youtube.com/watch?v=J1H-IndX0ek 最新のニュースやカウントダウンは、以下のリンク先やJAXAのソーシャルネットワークでご覧いただけます。 https://www.rocket.jaxa.jp/rocket/h3/campaign.html https://fanfun.jaxa.jp/countdown/h3-alos3/index.htmlhttps://fanfun.jaxa.jp/visit/tanegashima/https://www.youtube.com/@JAXA-PRhttps://twitter.com/tnsc_JAXA

16.てんこう2、熱真空試験に挑む!

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Author: Masayuki OHKAGE 11月28日から12月2日にかけて、奥山研究室で開発中の人工衛星「てんこう2」のFM熱真空試験を実施しました! 今回は、そもそも熱設計とは何かという話から、てんこう2の熱設計の話、そして今回実施した熱真空試験についてご紹介します。 【熱設計とは?なぜ熱設計が必要なの!?】※1 結論から述べると、宇宙機における熱設計の目的は 「宇宙機システムを構成するすべての機器を全ミッション期間にわたって、機能・性能が正常に発揮できる温度範囲内(許容温度範囲)に収めること」 です。 電子機器には動作可能な温度範囲があり、この範囲を逸脱すると性能が低下し、最悪の場合、故障してしまいます。地上にいる私たちの日常では電子機器の動作温度範囲をあまり気にすることはありません。なぜ宇宙では機器の許容温度範囲に特別注意を払う必要があるのでしょうか? それは、宇宙空間の熱環境が地上よりはるかに厳しいからです。宇宙空間は-270℃と極寒の環境であるのに対し、太陽と地球の距離では、太陽から多くの熱エネルギー(約1366W/m^2)が降り注いでいます。したがって、宇宙機のどの面に、どの程度さらされるかによって、宇宙機の熱環境は大きく変化することになります。しかし、どのような環境下でもすべての機器が正常に動作しなければ、宇宙機全体として機能を失ってしまうため、熱設計は宇宙機の開発において非常に重要なのです。 【熱の伝わり方】 熱設計を正しく行うためには、熱の流れ方をコントロールする必要がありますが、そのためにはまず、熱の伝わり方を知らなければなりません。中学・高校で習ったと思いますが、熱の移動には次の3種類があります。 伝導:物質を通して熱が伝わる 対流:流体の移動によって熱が伝わる 放射:電磁波によって熱が伝わる さて、これは余談ですが僕は学食のソースカツ丼が大好きで週一で必ず食べています。昼過ぎの学食が空いている時間に研究室のメンバーで学食に行くので、揚げたてのソースカツ丼が出てくるのですが、猫舌のため熱々のソースカツ丼が食べられません、、、。熱いソースカツ丼が食べられないときにどうするかというと冷めるまでしばらく放置しておきますよね?これは、空気の対流によってソースカツ丼の熱が逃げ、その結果ソースカツ丼が冷めて美味しいソースカツ丼を食べることができます。 このように、地上では空気の対流による熱の移動を使えますが、宇宙空間のような真空環境下では基本的には対流による熱の移動は起こりません。したがって、伝導と放射のみを考えればよいことになります。さて、ここからは数学的に伝導や放射について述べ、熱設計のベースとなる熱平衡方程式について書きたいところですが、本記事はブログということで数式を用いて説明するのはやめておきます(笑) 【熱解析について】 前章で説明した熱移動をモデル化した宇宙機の熱数学モデルをCADで作成し、高速計算が可能なThermal DesktopやPC-SINDAというアプリケーションでモデルを作成し、解析を実行します。 【熱真空試験】 ここまでの熱設計はあくまで解析なので、その熱設計が実機(今回の試験は「FM〈フライトモデル〉」と呼ばれる実際に打ち上げ予定の衛星)に期待通りに反映されているかどうかを確認する必要があります。そのためには、高真空、極低温の宇宙空間を模擬できるスペースチャンバーに宇宙機を入れ、熱真空試験を実施する必要があります。この熱真空試験によって、前述した熱数学モデルの妥当性が確認できます。また、今回の試験では宇宙空間を模擬した環境下で「てんこう2」が正常に動作することを確認するためのシステム試験も行いました。 【参考文献】 ※1 大西晃, 宇宙機の熱設計, 名古屋大学出版, 2014 ※2 https://akk-kaitekilab.com/knowledge/2801 ※3 https://ptij.jp/crtech_products/thermal-desktop/

15. 奥山研究室の構造チームがFM振動試験でATCEを訪問しました。

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Author: Fumiya MISHUKO 11月16日(水)から18日(金)の期間で「てんこう2」フライトモデルの振動試験を実施しました. 環境試験研究センター(山梨県上野原市)にて実施しました。 皆さんは,振動試験とはどのような試験かご存じでしょうか? 一般に、製品を使用する場合、使用環境によってはどうしても振動や衝撃が製品に伝わり、発生した振動が製品の故障の原因となることがあります。もちろん、製品は振動や衝撃が発生しても問題なく使用できるように設計されていますが、製品が本当に振動や衝撃に耐えられるかどうかを判断するために振動試験が行われます。 人工衛星の場合、設計やフライトモデルが要求仕様を満たしているか、製造や材料に欠陥がないかを確認するために振動試験が行われます。衛星のフライトモデルの場合は、衛星が打ち上げ環境に耐えられることを確認するための振動試験が行われます。これは、ミッションが打ち上げに受諾されるための重要なマイルストーンです。 構造チームにとって最も重要な試験であるため、メンバー全員が非常に緊張して試験に臨みました。また、構造チームの学生のほとんどは、フライトモデルを使った振動試験を初めて経験しました。とても大変な作業でしたが、無事に試験を終えることができました。 引き続き「てんこう2」打ち上げに向けて,プロジェクトメンバー全員で準備をしていきます. これからも応援よろしくお願いします.

15. The structural team of the Okuyama Lab visited the ATCE for FM vibration test.

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Author: Fumiya MISHUKO Vibration tests on the Ten-koh 2 flight model were carried out from 16 (Wed) to 18 (Fri) November at Advanced Technology Centre for Environmental testing in Uenohara-shi, Yamanashi prefecture. Do you know what a vibration test is? Generally speaking, when operating a product, vibrations and shocks are inevitably transmitted to the product due […]

14. 奥山研究室の材料ミッショングループが、長野県工業技術総合センターで材料試験を実施しました

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Author: Seigan ISHIKAWA 奧山研究室のマテリアルミッション班は、11月の初めに長野県にある長野県工業技術センターに行ってきました。今回の目的は紫外線照射したサンプルの弾性率測定で、決して紅葉や観光が目的ではありません。超音波を当ててサンプルの強度を測るのですが、積層構造だと反射して帰ってくる波が安定しないので測定が少し大変でした。今回利用した施設の担当者も優しくしていただき、施設の見学までさせて頂きました。 このデータを使って私は卒業論文を書いていこうと思います。 測定だけやって帰るのも味気ないので、長野市の観光もしてきました。長野市といえば善光寺ということで私の大学院合格とてんこう2の成功をお祈りしてきました。他にも、長野のおいしいものを食べてきました。メンバーが蕎麦アレルギーということでそばを食べることはできせんでしたが、中華そば(みそ味)を食べてきました。その日はとても寒かったので、とてもおいしく感じました。 最後に私のおすすめするお土産は、ツルヤというスーパーのブルーベリージュースです。ぶどうジュースはオンラインでも買うことができますが、なぜかブルーベリージュースは無いので現地に行った際にはご試飲ください。他にも長野には果物や日本酒などおいしいものはたくさんあるので、今度は観光で行ってみたいですね・・・温泉もありますし。 引き続き「てんこう2」打ち上げに向けて,プロジェクトメンバー全員で準備をしていきます. これからも応援よろしくお願いします.

14. The Material Mission Group of the Okuyama Laboratory visited the Nagano Prefectural Industrial Technology Center for material test of Ten-Koh2.

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Author: Seigan ISHIKAWA The Material Mission Group of the Okuyama Laboratory visited the Nagano Prefectural Industrial Technology Center in Nagano Prefecture at the beginning of November. The main purpose of the test was to measure the strength properties of 3D printed material samples. The materials under evaluation consisted of PEEK and CFRP. We are investigating […]